prose

血の呪縛、それとも神様のチェスの? 

訓戒は巧妙な鬱トリガー
からだには既に無数の刃物が
種の本能や沽券の刃がぐさぐさに突き刺さっていて
随分と長く痛みに耐えているのだけれど
まだ肌感覚の生きているのなら 全ては予定調和へ向かうストーリの中途
願わくはいつの日か 生の慶び あらんことを

破滅と生存の欲求のあいだを 揺れていく
ambivalentそのものの

血の呪いなのかな
如何しても逃げられる日はないのかもしれず
ambivalentな生き方は さぞかし つらいことでしょう?
ひどく奔放に自由な気がして
同時に
足元には いつ砕けるとも分からぬ薄氷が

崩壊と寛解を繰り返していく?
その繰り返しの果てに 最後 は 齎されるのか
ターミナルがあるなら分かりやすいけれど
ambivalentな生者の眼前には 常に 目的地が二種類
どちらに向けて歩き出すのか自分にもよく分からない
幾度となく見てきた前例の さらなる山積 山積 山積
決断のときが来るたびに なぜか 瞬時にどちらか一方を選ぶ
そうプログラムされた個のようだ 私たちは

解けぬ呪いならば この身も
あまた詩人の血によって生かされているから
きっと
私もまた
かの先人の後を追う者であろうけれど

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