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軽やか朗らか、未来予想図 

筑波のCYBERDYNE株式会社へ伺ってまいりました。
CYBERDYNE株式会社
サイバーダイン社は、主として「身体機能を補助するサイボーグ型ロボット」を作っていらっしゃる会社です。

現在の製品ラインナップも素晴らしいものですが、非常に幅広い躍進が見込める業務内容。正直、あまりに将来有望すぎて、この企業には「需要は大きいが供給が間に合わない」という問題しか存在しないんではないか、と考えてしまったほどです。すでに一部の建設業や介護施設などでは実際に利用されているそうですが、今後も需要は大きくなる一方でしょう。
個人的には。自宅で暮らす老齢者や障害を持つ方のために「家庭用の身体機能補助サイボーグロボット」を作って頂けたら、速攻で購入したいと思います。希望しても介護施設に入れない方は今後も増えるのかもしれず、また孤独に老後を過ごす方がどれほど多いだろうかと考えれば、是非とも欲しい! 介護とは、する方にとってもされる方にとっても、本当に大変なことです。機械の補助によって自分自身の力で生活できる場面が増えるなら、多くのかたが悩みから解放されることと思います。
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さて、ここ四か月ほど、ほぼ取材と勉強と執筆に明け暮れています。
実は二年前に「もう筆を折ろう」と考えて田舎へ引っ込んだ私でしたが、昨年末に“とある方”と久方ぶりの会食の機会を持ったところ、何とその帰り道には「やはり頑張って新作を書くぞ」と決意していたという・・・。この会食の相手とは、他でもない、株式会社PEZY Computingの代表取締役社長の齊藤元章さまでした。
株式会社PEZY Computing
齊藤社長とのお付き合いは割と長いのです。また齊藤社長は光栄なことに「コレキヨの恋文」の愛読者であられ、三年ほど前から「さかきさんに是非、○○を題材にした小説を書いてもらいたい」とのお言葉を頂いておりました(○○はまだ一応ふせておきます)。しかしそのご要望に沿うことのできぬまま月日は過ぎ。昨年末ひょんなことから会食にて同席することとなり、「やはり社長のご期待に応えてみよう!」と熱く決意をしたわけです。
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もう執筆を辞めようと考えていた理由は様々あるのですが、まず最たる事情として自身の体調不良が挙げられます。この六年は執筆業の他にもなすべき仕事が多く、リアルに“三足のワラジ”状態で自転車操業を続けたため、体の様々な機能に不具合が出てしまいました。実は作家としての仕事は片手間の付帯業務に過ぎず、残り二足のワラジがもう日々難題のみのオーヴァー・ワークでしたので。
続いて大きな問題は、これまで上梓してきた政経小説について、執筆に人並み以上の労力が要り、それが自分にとって負担となっていたことです。確かに祖国と日本文化を愛してはいるものの、政治について公に意見を述べることは大の苦手な私ですから。加えて、企画監修者であった三橋先生とは「性格も趣味嗜好も行動原理も、完全に正反対」なので、先生との共作は本当に、本当に、ほんっとうに、大変でした!!!(笑)
そんなこんなで、「もう作家業はすっぱり引退しよう~」と考えていたのですね。(誠に申し訳なく、同時に、有難いことでしたが・・・もともと強い作家志望の者ではなく、成り行きで作家にならせて頂いた、という事情もあり)
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しかし運命とは不可思議なものです。齊藤社長との再会によって、私の前に新たなレールが現れたのですから。
そして何より嬉しいのは、今回の執筆は楽しくて仕方がない、ということです。つまり、政治経済ネタは絡まず、単純に“日本文化を愛するサカキ流SF”を書かせて頂けているからなのです。
これまで直接・間接かかわらずご支援をくださった皆様のお蔭だと思います。私に関わってくださった読者の皆様、出版社の皆様、企業経営者や教授先生など有識者の皆々様。有難うございます。心から。
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そういうワケで只今、取材と勉強、執筆の毎日です。
大学教授などが講演される理系の研究会にも幾つか参加したり。先日は東大へ取材に伺い、日本最高峰の知性の集まる学府の実態を垣間見たり。また理系の知識以外にも、さかき作品ですから当然のごとく日本各地へ地味な取材をも繰り返しており、けっこう体が疲れ切っとります。仕事机には資料の本が山積みで、空いた場所が無い始末。でも、楽しい!!! 
せいぜい、早死にしないように頑張りたいと思います。
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そんな中、またも何故か「日本文化チャンネル桜」様から出演オファーを頂いたのです。しかも今回は討論番組。井上プロデューサーに「討論でお役に立てる自信はありません」と前置きしたうえでお受けしたわけですが・・・やはり殆んどお役に立てず、反省しきりです・・・。
➤【討論!】映画を通して見る現代世界

今回の討論のパネリストは、上島嘉郎さま(元産経新聞社『月刊正論』編集長・ジャーナリスト)、木坂麻衣子さま(アートディレクター)、佐藤健志さま(評論家)、寺脇研さま(映画評論家・京都造形芸術大学教授)、前田有一さま(映画批評家)、三浦小太郎さま(評論家)で、番組司会は水島総社長が務められました。
そういえば木坂麻衣子さんとは初めてご一緒させて頂いたのですが。木坂さん、とても弁舌滑らかで、面白いネタを織り交ぜながらお話されるので、収録の三時間のうちに何度も尊敬の念を抱いてしまいました。女性は木坂さんと私の二名のみでしたので、ますます。
恥ずかしながら私は、質問を受けるまでは自分の意見を言わないタイプ、基本的に集団の会話では“トス係り”、という性格です。そういうわけで、今回の討論番組において出番はほぼ無かった・・・視聴者の皆様、井上さん、本当にごめんなさい。
とはいえ他のパネリストの皆様の深い議論が面白いので、是非ご視聴くださいませね。
超・蛇足ですがついでに書いておきますと。私はスターウォーズではエピソード1とエピソード3が大好きなのですが、つい先日、重大な事実に気づきました。すなわち、エピソード1のアナキン少年、自分と顔が激似だった・・・。丸顔で垂れ目気味、鼻が短く鼻下は長く、前髪ありのショートカット! まあ今の私はおばさんなので視聴者の方には「えっ?」と思われるかも知れませんが。子供時代の自分の顔、はっきり言って、少年アナキン・スカイウォーカーでした。
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さてさて肝心の小説ですが、初夏には皆様のもとへお届けできたらいいなあ、と思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

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